社会福祉法人滝上ハピニス 障害者支援施設滝上リハビリセンター 障害を持った方の入所サービス、 ショートステイサービスをご支援致します。
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社会福祉法人滝上ハピニス 障害者支援施設滝上リハビリセンター
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099-5543 北海道紋別郡滝上町新町
もんべつぐん たきのうえちょう しんまち
TEL:0158-29-4566 FAX:0158-29-2931
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滝上リハビリセンター施設内部研修のページです。

滝上リハビリセンター施設内部研修

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■平成25年度施設内部研修について

峯尾武巳教授写真

平成25年度施設内部研修が始まりました。
「身体拘束廃止に関わる取り組みについて」を研修テーマに設け、「介護・支援実践の振り返りを通してキャリアアップを図る」事を目的に研修を行います。
4月から翌年2月までの計6回、偶数月に研修が行われ、講師として峯尾武巳(みねお・たけみ)教授をお招きしています。

峯尾武巳教授プロフィール
神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部社会福祉学科教授
大学卒業後、身体障害者療護施設、知的障害児施設、特別養護老人ホームに勤務。2005年より神奈川県立保健福祉大学講師、 2009年准教授、2012年より現職。社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員。

○1年間の研修は下記のとおり進められます。
背 景
2006年、国連で障害者権利条約(障害者の権利に関する条約)が採択された。1990年代後半、社会福祉基礎構造改革により戦後50年間、日本の福祉の根幹であった 「措置制度」から「契約制度」へと大転換し、利用者の権利意識の高まりに結びついた。
このような背景の中で障害者自立支援法(障害者総合支援法)・障害者虐待防止法が成立した。

研修を実践するにあったての課題
a.障害者への虐待防止への取り組み→自分たちの仕事の社会的責任を考える。
b.「虐待」という言葉にとらわれない→今までの施設生活と支援方法を見直す。
c.利用者も支援者も安心して施設生活を送るための方法を考える。
→今までの事故やけがの内容と支援方法を振り返る。
d.リスク管理・リスクマネジメントの考えを実践に取り入れる。
→支援計画を見直す。
今までの支援方法を見直し、支援内容と方法の向上を目指す。
クオリティ・インプルーブメント・・・よりよいケアが事故を減らす。

研修方法
介護リフレクションをキーワードに 自分自身の実践内容を振り返る・反省しながら実践する。
支援過程を鏡として、自分自身の支援内容を振り返る。

6つの支援担当グループごとの事例検討を1年間行っていきます。

第1回研修写真

4月12日金曜日 第1回目の研修が開催されました。
今回の研修内容は、身体拘束廃止に向けたリスクマネジメントの考え方・・・講義と演習。
研修計画と方法の説明・意見交換でした。

それでは研修の内容を簡単に・・・。
まず、福祉制度の簡単な流れの説明の後、次のようなお話しがありました。
福祉施設は生活の場となっていることから、同じ事の繰り返しになりがちです。
身体拘束の事も福祉を取り巻く環境変化の一つで、もし漠然と仕事をしているのなら、今までのやり方では通じませんよという警告の一つだと思います。 福祉施設は非常に大きな社会的責任を持っているという事を自覚し、これからは工夫や新しい取り組み、新しい考え方が不可欠になってきます。

続いて3つの課題についてグループワークを行いました。
1.「滝上リハビリセンターの良いところは?」について各グループで話し合い、発表を行いました。
発表内容について、たとえば「自然に恵まれている」という抽象的な表現より「自然に恵まれているから夜空がきれいだ」のように 具体的な表現の方がイメージがつきやすいですよとの事でした。
−この演習のポイント−
チーム形成で重要な事は、時間配分などのルールをまず決める事。目標・目的を決める事。司会・記録・タイムキーパーなどの役割を決める事。
ダラダラと楽しく話し合うだけでは長く続きません。決められた時間で結論が出なくてもまとめを行い、次回の課題を整理する事が重要です。

2.「最近あった楽しい事は何ですか?」について2人1組で聞く側、話す側を交代で行う。
−この演習のポイント−
まず自分の意見を述べる前に、相手の話を聞く事が重要です。

3.「20歳の頃どんな事を考えていましたか?」について各自紙に書き、2人1組で話し合う。
−この演習のポイント−
お互い話し合う事で、相手の新しい発見や気づきが見つかります。時間軸で相手の事を理解する事で、生活歴(ライフヒストリー)が見えてきます。

−人をほめる事についてに−
人間の欠点は言わなくてもすぐに見つかります。本人も概ね自分自身の欠点を理解しています。そこを指摘されて気持ちの良い人は少ないと思います。
ほめるという事は、その人の良いところを伸ばす事だと思います。相手を常に注意して見ていなければ、ほめる事はできません。
人間の欠点はなかなか直らなくても、ほめて長所が伸びる事で、欠点を補う事ができるかもしれません。

−最後に−
与えられた課題は、まず自分ひとりで考えましょう。それから2〜3人の少人数で話し合うと意見が出やすくなります。
リフレクションとは振り返る事、反省する事。利用者支援への過程を鏡として自分自身の支援内容を振り返る事です。そしてPDC(S)Aサイクルを回しましょう。
福祉はセンスです。豊かな人間性(話す事・聞く事・書く事)が特に重要です。センスは磨く事ができます。
また、自分の持っている知識は、使って初めて技術になります。
理念・方針というのは、旅人が方向を知るための北斗七星のようなものです。方向が間違っていないか、たまには振り返る事も必要です。
そして、仕事は楽しくやるものですよ。

気になる利用者1名の方に、20歳頃どのような事をしていたのかを聞いてきてください。という宿題が出され、第1回の研修が終了しました。

「第1回目の研修を終えた後の峯尾先生のコメント」
身体拘束の件は仕事を取り巻く環境の変化の一つであり、今までと同じように漠然と仕事をしていてはいけないという警告の一つだと思います。
福祉や介護の仕事の楽しさは、利用者さんとのかかわりを通して感じるものだと思います。そのためには、日々の関わりを振り返り、その中に意味を見いだして いくことが大切だと考えています。
事例研究という分野に該当しますが固く考えずに、今年は定期的に振り返って、お互いに体験を報告し合うことで仕事をとおした共感から、職員集団としての 一体感や介護に対する姿勢や工夫等、一般的に言われる質の向上が図られることを期待しています。